チェコセンターはチェコ外務省の外郭団体です。広報や文化交流を通じてチェコの文化を世界中に広めることで、外交活動の中心的役割を担っています。また、チェコセンターは、ヨーロッパ各国の文化機関によって成り立つネットワーク、EUNIC(欧州連合文化機関)の一員でもあります。アートから、文化産業、科学やイノベーションまで―文化的、そして社会的な幅広い分野でチェコの活躍を国外に紹介しています。
チェコセンターは、海外でのチェコ語教育にも携わっています。国際的なプロジェクトに参加するなど、多文化交流の場としても活動中です。現在、世界3大陸25都市に支局を展開しており、モスクワ、イェルサレム、ブラチスラヴァのチェコ・ハウスもチェコセンターが管理しています。
2006年10月、アジアで第一号のチェコセンターとして、駐日チェコ共和国大使館内にチェコセンター東京支局がオープンしました。絵画、写真、ガラス工芸、デザインなどの作品の展示や、映画、文学、音楽に関連するイベントを通じてチェコ文化を紹介しています。各地の文化機関と連携し、東京を中心に全国的に活動しているほか、チェコ文化関連イベントへの助言・協力も行っています。
館内には図書閲覧コーナーを設けており、チェコ語教室も行っております。