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プログラム

2018/10/22 19:00

講演会「国歌と国民」(10/22、チェコセンター)

2018年に入って、チェコでは東京オリンピック向けに国歌の新しいオーケストラ用編曲版が発表されました。今までにも何度か国歌の編曲が行われてきたにもかかわらず、今回の編曲は一大スキャンダルにまで発展しました。今、チェコでは何が起こっているのか。そして日本においての国歌とは…。国歌をめぐる歴史と社会背景について講演とディスカッションを行います。

講演会「国歌と国民」

日時:2018年10月22日(月)19:00~(18:30開場)
会場:チェコ共和国大使館映写室(東京都渋谷区広尾2-16-14)

登壇者:辻田真佐憲(文筆家、近現代史研究者)、福田 宏(成城大学法学部准教授)、ジャン=ギャスパール・パーレニーチェク(作家、翻訳家、キュレーター)

入場無料

 

■参加ご希望の方は下記URLよりお申込みください。
https://goo.gl/forms/2DljyAnBVlUG2jlZ2

※お申し込み後、改めてチェコセンターよりご連絡いたします。
 3日以内(土・日・祝日を除く)に連絡がない場合はチェコセンターまでご連絡ください。
 cctokyo@czech.cz TEL03-3400-8129

■お問合せ・人数変更・キャンセルのご連絡
チェコセンター cctokyo@czech.cz

 

 


 

登壇者より

 歴史は苦手でも、自分の国の国歌を知らない人は、まず、いないでしょう。2020年に東京オリンピックを控え、様々な国の国歌を耳にする機会も増えてきています。国歌は国の象徴というだけではなく、その国の歴史や社会を反映し、国民のアイデンティティーにも深く関わっています。国歌を知ると、何が見えてくるのでしょうか。

 

 2018年に入って、チェコでは東京オリンピック向けに国歌の新しいオーケストラ用編曲版が発表されました。今までにも何度か国歌の編曲が行われましたが、世論が反発することはこれまでほとんどありませんでした。ところが、今回の編曲は一大スキャンダルにまで発展しました。それはなぜでしょうか。1989年の「ビロード革命」から30年経った今、チェコにおいても政治不信や経済格差など様々な問題が出てきています。また、社会主義期や、それ以前のチェコスロヴァキア共和国建国当時からの問題、EUやロシアとの関係や難民問題など、様々な課題が複雑に絡み合っているというのが現状です。

 

 そして日本についてはどうでしょうか。この国においても、近代国家として歩み出した明治時代から第二次世界大戦を経て今日に至るまで、多くの政治的・社会的変化が生じました。明治初期に作曲された〈君が代〉は、こうした様々な変動をくぐり抜けてきた、いわば時代の証言者とでもいうべき存在です。逆に言えば、この〈君が代〉を通して見ると、日本社会の意外な側面を知ることができます。

 

 今、チェコでは何が起こっているのか。そして現代日本とは何なのか。国歌誕生の歴史的考察と音楽的分析から、チェコと日本、ひいては現代の世界を知る手がかりを見つけていきたいと思います。

 

 

登壇者プロフィール

辻田真佐憲(つじた・まさのり)
文筆家、近現代史研究者。1984年大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。政治と文化芸術の関係をテーマに執筆活動を行っている。著書に『ふしぎな君が代』『日本の軍歌』『文部省の研究』などがある。

 

福田 宏(ふくだ ひろし)
1971年生まれ。成城大学法学部准教授。北海道大学法学部卒業。専門はチェコとスロヴァキアの政治と近現代史。カレル大学哲学部に留学(1996-99年)、在スロヴァキア大使館にて専門調査員(2007-10年)。

 

ジャン=ギャスパール・パーレニーチェク
作家、翻訳家、キュレーター。1978年生まれ。ピアニストで作曲家のヨゼフ・パーレニーチェクを祖父に持つ。2004年から2016年にはチェコセンター・パリの文芸担当官として従事、その後2017年までディレクターを務める。主にチェコ文化史や映画を専門としている。日本ではチェコの映画監督カレル・ゼマンに関しての研究を発表したほか、2017年には明治大学米沢嘉博記念図書館にて「チェコ・コミックの100年展」の監修協力を務めた。

 

開催場所:

2-16-14 Hiroo
150-0012 Tokyo, Shibuya-ku
Japan

日時:

2018/10/22 19:00

主催:

チェコセンター


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