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【シリーズ配信】現代のチェコアニメーション(第1弾5/29~6/7、オンライン配信)

チェコセンター主催のオンラインイベントとして、Dafilmsの協力のもと、チェコアニメーションの配信を行います。第1弾は、「Pat & Mat and other animations(ズリーン国際映画祭・編)」です。作品配信は3回に分けて行われる予定です。

現代のチェコアニメーション「Pat & Mat and other animations」


配信日:2020年5月29日(金)~6月7日(日)※チェコ時間
配信元:Dafilms(英語)

「現代のチェコアニメーション」は無料でご覧いただけます。
また、Dafilmsでは月額6.99 USDで2000本以上の映像作品が鑑賞できます。

 

どの作品も言葉の壁を越えてお楽しみいただけるものばかりですので、ぜひご覧ください。
続く第2弾では、西ボヘミア大学ラジスラフ・ストナル デザイン美術学部の作品を配信予定です。

 

 

「Pat & Mat and other animations」編者・第60回ズリーン国際映画祭より

子どもと若い世代向けの国際映画祭、ズリーン国際映画祭。この種の映画祭の中では世界で最も古く大規模で、高い評価を受けている重要な国際イベントです。毎年、世界50か国以上から届けられた約300作の映画を映画祭で紹介しています。2010年からの累計では、95,000人の若い観客の皆さんにこの映画祭に参加いただいています。

ズリーン国際映画祭は60回目となる記念すべき映画祭を、2020年9月4日~10日に開催いたします。通常であれば春の開催ですが、新型コロナウイルスの世界的感染の影響を受け、秋に延期せざるを得なくなりました。

予定通り春に開催できていれば、5月29日にはズリーンの街全体が子どもの映画イベントの開幕を大々的に祝っていたことでしょう。映画祭のキックオフの合図として、子ども向けのショートアニメーションをいくつか集めてセットとして上映しようと準備を進めてきました。過去6年間で映画祭の金賞(ゴールデン・スリッパ賞)を競った名作ばかりです。

このセットは、小さな子どもをターゲットとして、人と動物の日常が舞台の面白いお話を集めたものです。子どもたちはアニメーション技術に感心することでしょう。たとえば、パットとマット、とても有名な不器用な便利屋のふたり。1976年の誕生から、このテレビ番組はチェコだけでなく、ポーランド、ドイツ、ブラジル、フィンランド、オランダ、イランなど様々な国の子どもたちに愛され続けています。

また、ズリーン国際映画祭は、ズリーンのトマーシュ・バチャ大学マルチメディアコミュニケーション学部に協力いただいております。毎年素晴らしいアニメーション作品を出品いただき、世界中の映画祭でもたくさんの成功を収めています。今回私たちが用意したセットの中でも、『Erwin』『You Are So Lucky!』 『The Cherry Tree』の3作はトマーシュ・バチャ大学からの作品です。

チェコの子どもたちはみんな、チェコ・テレビの“おやすみアニメ”を見て過ごします。中でも世界で知られているのは、もぐらくんシリーズでしょうか。“おやすみアニメ”の制作は途切れることなくずっと続いています。このセットの中にもひとつ、新しいクレイアニメ『Little Rain Worms』をご用意しています。

チェコセンター、Dafilms、そして映像制作者たちの協力のもと生まれたプログラムを、みなさんに楽しんでいただければ幸いです。また、世界中の観客の皆さんに、ズリーン国際映画祭を紹介する場を与えてくださり、感謝しております。

 

配信作品

You Are So Lucky!
(原題『Ty se máš!』、チェコ、2013、6分)

監督:ズザナ・ブラハツスコヴァー
制作: トマーシュ・バチャ大学マルチメディアコミュニケーション学部

「なんで犬に生まれなかったんだろう!」と嘆くニワトリのおかしな話。犬とニワトリが入れ替わったら、さてどうなるでしょう…?

ズザナ・ブラハツスコヴァー(Zuzana Brachaczková)
チェコのアニメーター、監督。トマーシュ・バチャ大学マルチメディアコミュニケーション学部にてアニメ制作を専攻、修士課程在学中。子どもや若い世代に向けた短編アニメーションを制作するほか、ズリーン市内の保育園で図工も教えている。 

 

Blue Car Stories
(原題『O modrém autíčku』、チェコ、2013、8分)

監督:フランチシェク・ノヴァーク
制作:チェコスロヴァキア映画協会

青い車くんのアニメシリーズより。ピンクの車くんは汚れてしまって悲しんでいます。なのに川は干上がってしまっていて…。

フランチシェク・ノヴァーク(František Novák)
チェコのアニメーター、撮影監督、監督。 これまでに『Osan and the Dragon King』(原題『Osan a dračí král』、1992)や『The Sensational Tales of Hoppy the Kangaroo』(2004)、 『The Bridge』(2005)などを制作。テレビシリーズ『Blue Car Stories』(原題『O modrém autíčku』、2011-2013)でアニメーション、撮影監督、監督を担当した。

 

Wildlife Crossing!
(原題『Pozor, zvěř!』、チェコ、2014、6分)

監督:ノロ・ドゥルジアク、アンソニー・ワン
制作:3BOHEMIANS

ふたりのカタツムリの愛のお話。乗り越えなければいけない厳しい現実がふたりを隔てています。つまりは、道路。愛する彼女に会うために、車の行きかう道を横断しなければいけませんが…。

ノロ(ノルベルト)・ドゥルジアク(Norbert Držiak)
1974年生まれ。スロバキアのアーティスト、アニメーター、監督。映画『アロイス・ネーベル』(2011)でも制作に携わる。 これまでの作品に『Lost Danaus 』(原題『Ztracený Danaus』、1997)や『The Great Sneezer』(原題『Velký Kýchač』、2001)など。

アントニー・ワン(Anthony Wong)
アメリカのアニメーター。ウォルト・ディズニー・スタジオで長編映画の制作に携わった。現在はピクサーで働いている。

 

ドゥルジアクとワンはともにズリーン国際映画祭の審査員も務めた。

 

Little Rain Worms
(原題『Žížaláci – Hřiště』、チェコ、2015、9分)

監督:ヤロミール・ガール
制作:チェコ・テレビ

小さなミミズたちと黒い鳥が、不法投棄の処理を行います。ふしぎなジャンク品の数々は、彼らにとっては最高の遊び場になってしまい…。

ヤロミール・ガール(Jaromír Gál)
1938年生まれ。チェコのアーティスト、アニメーター、脚本家、監督。イヴァン・レンチ監督作品に美術スタッフとして参加。子ども向けのテレビシリーズ『Bugo and Picola』(1998)や『Gogo and Figi』(2007)の脚本を担当。『Little Rain Worms』(原題『Žížaláci』、2009~)シリーズではアニメーション、監督、脚本を担っている。

Erwin
(チェコ、2015、4分)

監督:ペトル・インドラ
制作:トマーシュ・バチャ大学マルチメディアコミュニケーション学部

小さな家に、おばあさんと猫のアーウィンが暮らしていました。家の中にはテーブルとアームチェアー、それから箱がいっぱい。どれもアーウィンのお気に入りです。ある日、おばあさんが新しい電子レンジを手に入れました。とても素敵な“箱”の登場にアーウィンは大興奮。レンジで遊びたいアーウィンと、どうにかして気をそらしたいおばあさんのお話。

Pat and Mat in the Countryside: The Cactus
(原題『Pat a Mat na venkově: Kaktus』、チェコ、 2015、8分)

監督:マレク・ベネシュ
制作:Patmat film, s.r.o.

ある日マットが大きなサボテンを買ってきました。とても大きくて、家に入れたいのにあちこちに棘があるからなかなかうまくいかなくて…。

マレク・ベネシュ(Marek Beneš 
1960年生まれ。チェコの脚本家、監督。プラハ工科大学卒。教育番組の制作に携わり、映像作家として知られるようになった。その後、プラハ・ショートフィルム・フェスティバルのために『パットとマット』を制作。しばらくの間はケーブルテレビ局で働いていたが、パットマット・スタジオを立ち上げ、再びアニメーション制作に専念。

The Cherry Tree
(原題『Třešňový strom』、チェコ、2017、5分)

監督:エヴァ・ドヴォジャーコヴァー
制作:トマーシュ・バチャ大学マルチメディアコミュニケーション学部

壁に貼られた紙の絵は、それ自体で完結した存在で、その人生を生きています。この物語では、脆く、そして実際の世界に影響を受けてしまう、絵の中のキャラクターたちの関係性を描いています。