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ヤクプ・チェシュカ氏特別公演「ボフミル・フラバル詩学の変わらぬもの」

1月10日(金)、カレル大学人文学部准教授のヤクプ・チェシュカ氏をお招きして講演「ボフミル・フラバル詩学の変わらぬもの」を開催いたします。チェコの作家ボフミル・フラバル(1914-1997)の創作活動を年代別に整理し、検閲の影響や、初期と晩年の作品の関係性を探ります。当日は阿部賢一氏(東京大学)による通訳が行なわれます。

ヤクプ・チェシュカ氏特別公演「ボフミル・フラバル詩学の変わらぬもの」

日時:2020年1月10日(金)19時より
会場:チェコセンター東京
    〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
     03-3400-8129

主催:チェコセンター東京
    科研費・基盤研究(C)「ボヘミア文学史の記述に関する研究」
          (研究課題番号:19K00493、研究代表者:阿部賢一)

入場無料



講演概要


 本講演では、1940年代末から1950年代初頭に執筆され、のちに公的に発表されて結晶化されるボフミル・フラバルの作品を扱う。
編集委員のコメントを通して、検閲の監視があったことを示すほか、文体の変容も検討する。検閲は制約となっただけではなく、創作の刺激ともなり、作家の文体の変容にも影響をもたらす。また40年代末および50年代の初期、「公式作家」の二つの顔(60年代と70年代後半)、「処分」を受けた作家の豊穣な時代(70年代前半)、そして文学エッセイの晩年にいたる展開についても触れる。

中でも、初期と晩年の作品を結びつける仮説の提示を試みたい。つまり、詩学の様々な起点を概観すると同時にフラバルの詩学の探求を、とりわけ単なる「自問」だけではなく、未来を強調するものとして試みる。
フラバルの作家としての主題は、過去だけではなく、これから到来するものでもあったからである。

ヤクプ・チェシュカ(doc. Jakub Češka, Ph.D.)
カレル大学人文学部准教授。フランスのナラトロジーを中心に、ロシア・フォルマリズム、チェコ構造主義、フィクション理論など、散文の解釈を専門とする。とりわけミラン・クンデラ、ボフミル・フラバルおよびロラン・バルトの記号論に関心を寄せている。
著書に『モティーフの王国 ミラン・クンデラの小説のモティーフ分析』(2005)、『隷属化した神話 ロラン・バルト』(2010)、『ボフミル・フラバル 複数形の作家』(2018)など。


阿部賢一(あべ けんいち)
1972年東京生まれ。東京外国語大学大学院博士後期課程修了。パリ第四大学(DEA取得)、カレル大学で学ぶ。現在、東京大学人文社会系研究科准教授。専門は、中東欧文学、比較文学。
著書に『イジー・コラーシュの詩学』(成文社、2006年)、『複数形のプラハ』(人文書院、2012年)など。訳書に、オウジェドニーク『エウロペアナ』(共訳、白水社、2014年、第一回日本翻訳大賞)、ベロヴァー『湖』(河出書房新社、2019年)などがある。

 

お申込・お問合せ

参加ご希望の方はこちらのフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/DHwsBSuibHXRBC9X6

※お申し込み後、改めてチェコセンターよりご連絡いたします。
 3日以内(土・日・祝日を除く)に連絡がない場合はチェコセンターまでお知らせください。
 cctokyo@czech.cz TEL03-3400-8129


お問合せ・人数変更・キャンセルのご連絡
チェコセンター cctokyo@czech.cz

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