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公開シンポジウム「世界文学における“チェコ”と“日本”――翻訳者の視点から――」 

チェコセンター他主催 2013年9月26日開催 

 

 

 

公開シンポジウム「世界文学における“チェコ”と“日本”――翻訳者の視点から――」

„Mezi dvěma jazyky – pohled do překladatelství české a japonské literatury“

 

 世界文学的な視野のもと、チェコと日本における現代文学や翻訳の状況などについて、最前線で翻訳活動を実践する翻訳者たちとともに検討します。

 一人目のパネリストには、チェコからお招きするトマーシュ・ユルコヴィッチ氏。村上春樹の作品を次々にチェコ語へ翻訳し、チェコにおいて、今、最も注目される日本文学翻訳者の一人と言っても過言ではないユルコヴィッチ氏に、チェコ人翻訳者から見た村上作品の魅力、現地での捉えられ方などを語って頂きます。

 二人目のパネリストとして、チェコ文学の日本語への翻訳を積極的に行っている若手のチェコ文学研究家、阿部賢一氏。チェコ文学において必読のフラバルやフクスの作品を始め、現代作家の作品も翻訳されるなど、その目覚ましい活躍から目が離せない氏から語られる話は必聴です。

 そして、3人目として、後半のディスカッションに加わって下さるのが、中東欧文学および現代日本文学に造詣の深い沼野充義氏。現在、絶賛放送中のNHKラジオ番組「英語で読む村上春樹」で講師を務めておられ、世界中で読まれるようになった村上文学について翻訳の視点からご意見をお聞かせ頂きます。     

 言語間の文化の違いがもたらす翻訳の難しさと面白さ、そしてそこから生まれる新たな世界。そのプロセスに携わっておられる専門家の方々の現場のリアル・トークを聴くことのできるまたとない機会です。 

 また、シンポジウム終了後には、簡単な軽食をご用意しての懇親会を予定しております。   

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。  

 

日 時: 2013年9月26日(木) 18:30 ~ 20:00 (開場 18時) 

場 所: 立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館多目的ホール

               (http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

 

講 師: トマーシュ・ユルコヴィッチ氏(翻訳家)

      阿部賢一氏(立教大学准教授)

コメンテータ: 沼野充義氏(東京大学教授)

主 催: チェコ共和国大使館、チェコセンター東京、立教大学文学部文芸・思想専修 

入場: 無料

定員: 100名 

お申し込み: チェコセンター(cctokyo@czech.cz)までお名前と人数をお知らせください。

 

 

<講師略歴> 

トマーシュ・ユルコヴィッチ氏: 1976年生まれ。プラハ・カレル大学卒。村上春樹の主要作品をチェコ語に翻訳するなど、最も活動的な現代日本文学の翻訳者。訳書に、村上春樹『ノルウェーの森』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『海辺のカフカ』『1Q84』、谷崎潤一郎『秘密』など。

 

阿部賢一氏: 1972年生まれ。立教大学文学部准教授。著作に『複数形のプラハ』(人文書院、2012)、『バッカナリア 酒と文学の饗宴』(共編著・成文社、2012年)、訳書にボフミル・フラバル『わたしは英国王に給仕した』(河出書房新社、2010年)、ラジスラフ・フクス『火葬人』(松籟社、2012年)、ミハル・アイヴァス『もうひとつの街』(河出書房新社、2013年)ほか。

 

沼野充義氏: 1954年生まれ。東京大学教授、文芸評論家。専門は、ロシア、ポーランド文学。東京大学文学部卒業、ハーヴァード大学大学院修了。著書に、『徹夜の塊』(作品社、2002年、サントリー学芸賞)、『ユートピア文学論』(作品社、2004年、読売文学賞)、『世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊 1993-2011』(作品社、2012年)、訳書にレム『ソラリス』(国書刊行会、2004年)、ナボコフ『賜物』(河出書房新社、2010年)他多数。現在は、NHKラジオ「英語で読む村上春樹~世界のなかの日本文学」も担当している。